佐渡の人形芝居に挑戦する子どもたち=長岡市関原町1
佐渡の人形芝居に挑戦する子どもたち=長岡市関原町1

 長岡市関原町1の県立歴史博物館で、国の重要無形民俗文化財に指定されている佐渡文弥人形の上演会が開かれた。子どもたちが人形芝居に挑戦する体験イベントもあり、佐渡の伝統芸能を楽しみ、奥深さに触れていた。

 佐渡市の真明座が出演し、20日に開催した。近松門左衛門の人形浄瑠璃「平家女護島(にょごのしま)」を2回に分けて上演。延べ125人が来場して、人形の細かい所作で豊かに感情を表現する技や、刀や扇子などの小道具を使ったダイナミックな動きに見入っていた。

 体験会には、15人の家族連れが参加した。真明座の出演者らが、人形の持ち方や顔の動かし方などを指導。子どもたちは、舞台の上で人形同士が話しているような場...

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