進出協定を結んだ岩塚製菓の槇大介社長(左)と長岡市の磯田達伸市長=28日、アオーレ長岡
進出協定を結んだ岩塚製菓の槇大介社長(左)と長岡市の磯田達伸市長=28日、アオーレ長岡

 岩塚製菓(長岡市)は28日、工業団地「西部丘陵東地区」に進出するための協定を、長岡市と結んだ。総工費約60億〜80億円をかけて米菓工場を建設する予定で、槇大介社長は「環境に優しい、従業員に優しい工場の建設を目指していく」と意欲を語った。岩塚製菓の進出で西部丘陵東地区は完売となる。

 分譲面積は約1・8ヘクタール。長岡地域土地開発公社から本年度中に取得する予定で、価格は約1億3800万円。新工場は延べ床面積1万平方メートルとなる見込みで、2027年3月の着工、29年3月の操業開始を目指す。

 岩塚製菓は主力工場である長岡市の沢下条工場が、一部の棟で老朽化が進んでいた。西部丘陵東地区へ沢下条工場の一...

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