例年にない少雨と連日の高温で、農作物への影響が出始めていることから、新発田市の農家や行政関係者らが1日、菅谷の菅谷寺で雨乞いの祈とうを行った。二階堂馨市長や農家ら約10人が、降雨を天に祈った。
寺の本堂で山岸秀瑛住職(48)が読経しながら護摩木をたき、本尊の不動明王と水の神とされる龍神に、雨を降らせることや少雨の影響が広がらないことを祈願した。
この日も新発田市内では朝から強い日差しが降り注ぎ、気温も上昇。新潟地方気象台によると、今後も一時的な降雨はあっても雨の少ない日が続くという。祈とうを終え、二階堂市長は「この状況でコメの質も量も心配だ。これ以上被害が出ないよう神仏に力を借りたい」と話し...
残り104文字(全文:404文字)