
奨学生認定式に臨んだ對馬彩七さん(前列右から3人目)、本田彩音さん(同4人目)と、大学や日本精機の関係者=三条市上須頃
三条市立大学(上須頃)の4年生2人が、長岡市の車載計器などのメーカー「日本精機」から給付型奨学金を受けるプログラムが始まった。学生たちは、日本精機の技術を用いた新製品・サービスについて卒業研究を行う。
工学部の大学である三条市立大は、1月に日本精機と連携協定を締結。寄付講座「NS POCプログラム」として協力している。
日本精機と連携して卒業研究に取り組む4年生は、新製品・サービスのアイデアを自ら出し、POC(プルーフ・オブ・コンセプト)と呼ばれる方法で、技術の実用化の可能性を実証する。
希望する学生を募り、大学が對馬(つしま)彩七(あやな)さん(21)と本田彩音(あやね)さん(21)を選抜...
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