
貯水率が低下した大谷内ダムを視察する小泉進次郎農相(左)=3日、津南町
小泉進次郎農相は3日、農作物への渇水被害の状況を知るため南魚沼市と津南町を訪れ、貯水率が低下している農業用ダムやため池を視察した。視察現場では生産者らと意見交換するなどし、「農林水産省が進めている渇水対策を現場に届け、活用していただきたい」と話した。
小泉農相は南魚沼市役所で、消雪パイプによる農業用水への補水など市独自の渇水支援事業について説明を受けた後、貯水率が10%ほどに低下している南魚沼市内の農業用ため池を視察。給水車がため池に水を送る作業を見学したり、生産者からの「出穂期に水がなければコメの品質に影響が出てしまう」などの訴えを聞いたりした。
その後、...
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