働く世代の生涯学習の充実に向けて、提言書をまとめる県社会教育委員会
働く世代の生涯学習の充実に向けて、提言書をまとめる県社会教育委員会

 県社会教育委員会は8日、県庁で会議を開き、県教育長に提出する提言書の素案を検討した。学び直しが注目される中、働く世代に焦点を当て、学びの環境づくりの整備などを提言の柱とすることを確認した。

 県社会教育委員会は、2年ごとに生涯学習に関してテーマを決めて提言書を作成。今回は「人と人とのつながりによる学びの広がり」についてまとめる。

 提言の柱は(1)学びの環境づくり(2)社会教育人材の養成(3)つながりをつくる仕組み-の三つ。図書館や公民館以外の社会教育の場を増やし、現役世代の社会人も気軽に学べる環境づくりをする必要性を盛り込むこととした。地域と企業のつながりの中で社会教育の在り方を探り、学習ニー...

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