塩沢まつりの写真や絵を展示した企画展について説明する林正栄さん=南魚沼市塩沢
塩沢まつりの写真や絵を展示した企画展について説明する林正栄さん=南魚沼市塩沢

 南魚沼市塩沢の鈴木牧之記念館で、昔の塩沢まつりの様子が分かる白黒写真や資料100点を展示した企画展が開かれている。県内各地の祭りを描いている新潟市西区の田澤則夫さんが手がけた絵画も公開している。

 塩沢まつりは南魚沼市塩沢の住吉神社の祭礼。寛文年間(1661〜73年)に始まったとされる。塩沢まつりの伝統文化を伝えたいと、塩沢に住む林正栄さん(72)が中心となって地元住民十数人に協力を呼びかけ、昔の祭りの写真100枚以上を集めて企画展を開いた。

 「塩沢祭り 今と昔の写真・描画展」と題し、昭和30年代の渡御行列や、みこしの担ぎ手の写真、1770年に再建された住吉神社の棟札などを展示。田澤さんの絵画...

残り153文字(全文:453文字)