塩沢まつりに向けて塩沢祇園囃子を練習する子どもたち=南魚沼市塩沢
塩沢まつりに向けて塩沢祇園囃子を練習する子どもたち=南魚沼市塩沢

 新潟県南魚沼市塩沢の牧之通り周辺で7月14〜16日に開かれる夏の風物詩「塩沢まつり」を前に、子どもたちが祭りばやしや踊りの練習に励んでいる。先輩の演奏を見よう見まねで祭りばやしを覚えたり、地元の住民らから指導を受けたりして、本番に備えている。

 塩沢まつりは南魚沼市塩沢の住吉神社の祭礼。1689(元禄2)年に始まったとされ、みこし行列などが行われる。

 塩沢まつりを盛り上げるのが、地元の子どもたちが演奏する塩沢祇園囃子(ぎおんばやし)だ。1789(寛政元)年、京都から屋台を運ぶ際に、旧塩沢村の住民がはやしを覚えてきたことが由来とされる。屋台に乗った子どもが踊る「踊り屋台」も、祭りに欠かせない役割...

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