6月、バスケットボールのB1北海道に加入した富永啓生(左)と写真に納まる新オーナーの小川嶺氏=札幌市
 6月、バスケットボールのB1北海道に加入した富永啓生(左)と写真に納まる新オーナーの小川嶺氏=札幌市
 6月、バスケットボールのB1北海道の新オーナーに就任した小川嶺氏=札幌市
 6月、撮影に応じるB3さいたま新オーナーの冨田英揮・ディップ社長(左)=さいたま市
 Bリーグ・クラブ経営への参入の主な例

 バスケットボールのBリーグが成長市場としてビジネス界の関心を引きつけている。2018年ごろに始まったクラブ経営参画の動きが、最近になり再び活発化。6月、「スキマバイト」紹介を手がける「タイミー」の小川嶺代表取締役がB1北海道の新オーナーに就任し、アルバイト求人サイト「バイトル」を運営する「ディップ」はB3さいたま、IT企業「サイボウズ」はB2愛媛の子会社化を発表した。地方創生の機運やリーグの制度改革も背景にある。

 ▽ポテンシャル

 「北海道の並々ならぬポテンシャルを実感した。地球温暖化や食料問題がある中、今後、北海道が(日本の)中心になっていくことは間違いない」。6月9日、札幌市で行われた北海...

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