
「大の阪」を踊る住民ら=魚沼市堀之内
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている魚沼市堀之内地域の盆踊り「大(だい)の阪(さか)」が、八幡宮で行われた。浴衣姿の住民らが輪になり、ゆったりとした曲調に合わせ、優雅に踊った。
大の阪は江戸時代に縮商人が京阪地方からもたらしたとされ、毎年8月14〜16日に行っている。住民でつくる「大の阪の会」が継承に取り組んでおり、地元の子どもたちに指導するなどしている。2022年、全国41件の民俗芸能「風(ふ)流(りゅう)踊(おどり)」の一つとして無形文化遺産に登録された。
最終日の16日は、哀調を帯びた伸びやかな歌声と笛、太鼓が境内に響く中、境内に組まれたやぐらを囲み、踊りの輪...
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