
奥山荘郷土研究会の会誌「おくやまのしょう」50号
胎内市を拠点に地域の歴史や文化などを研究、発信する奥山荘郷土研究会が、会誌「おくやまのしょう」50号を発行した。住民の視点で地域に根差した活動が創刊から半世紀を迎えた。
奥山荘は胎内市周辺の荘園のこと。ただ、研究会では越後全体を郷土と捉え、歴史や文化に限らず、経済や動植物など多様なテーマを対象に活動してきた。
会誌は1976年から毎年欠かさず発行している。50号には会員ら10人が原稿を寄せ、教育や農業分野のほか、旧黒川村長の故伊藤孝二郎さんも取り上げた。
子どもたちにも関心を持ってほしいと、今回初めて、市内の小中学校に寄稿を依頼。米粉やミズバショウ、地元ゆかりの武将板額御前など、各学校の特色...
残り143文字(全文:443文字)