
高校生の公正な採用選考に向けて県同和教育研究協議会と労働局などが意見交換した=26日、新潟市中央区
9月に高校生の就職採用選考が始まるのを前に、県同和教育研究協議会(県同教)は26日、公正な採用に向けて県や新潟市、新潟労働局などと意見交換した。県内高校生を対象に行った2024年度の実態調査で、本人の能力や適性と関連がない不適切な質問を採用面接で受けたケースが前年より1・7倍に増えたとして、労働局などに改善に向けた取り組みを要請した。
県同教は県内の各教育委員会や小中高校長会、県教職員組合など45団体で構成。調査は、24年9月から11月末までに就職試験を受けた県内の高校生全員を対象に行い、99・2%に当たる3037人が回答した。
本籍地や親の職業を尋ねるなど、不適切な質問は民間・公務員で計6...
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