「段ボールコンポスト」を活用し、生ごみからできた堆肥で野菜作りをする根岸保育園の園児たち=新潟市南区根岸
「段ボールコンポスト」を活用し、生ごみからできた堆肥で野菜作りをする根岸保育園の園児たち=新潟市南区根岸

 新潟市南区の根岸保育園で、生ごみを分解する「段ボールコンポスト」の堆肥を生かした野菜作りが行われている。園児らはオクラや空心菜の苗を植え、ごみの有効活用を学んだ。

 コンポストは、新潟市が10年前に発売した「サイチョのマジックダンボール」。根岸保育園では6月下旬から、給食の調理で出た野菜くずの堆肥化に取り組んできた。苗植えは8月上旬にあり、約1カ月ぶりにコンポストを確認した年長児は「黒くなってる」「土みたい」と変化に驚いていた。プランターで堆肥と土を混ぜ、苗を折らないようにそっと植えた。

 育てた野菜は9月下旬に収穫し、園の給食メニューになる予定だ。男児(5)は「土を混ぜるのが楽しかった。植えた...

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