JA県厚生連病院への財政支援を花角英世知事(手前左)に求める「地域医療連携推進協議会」の市長ら=4日、県庁
JA県厚生連病院への財政支援を花角英世知事(手前左)に求める「地域医療連携推進協議会」の市長ら=4日、県庁

 JA県厚生連の病院が地域医療の中核となっている6市の市長らが4日、県庁で花角英世知事と面会し、県厚生連病院への財政支援を2027年度まで継続するよう要望した。

 知事を訪ねたのは小千谷、村上、佐渡、柏崎、糸魚川、妙高の6市でつくる「地域医療連携推進協議会」の市長と、JA県厚生連の塚田芳久理事長。

 県厚生連は23、24年度決算がいずれも30億円余りの赤字となった。職員賞与のカットや、県と立地する市の財政支援により25年度の運転資金の枯渇は回避できたが、26年度も枯渇リスクは続いている。

 協議会の会長、宮崎悦男・小千谷市長は、財政支援のほか、病院の再編統合を含めた県内7医療圏の「地域医療構想」の早...

残り325文字(全文:625文字)