
冷凍した越後姫を手に取る萩生田真千子さん=湯沢町神立
湯沢町の地域おこし協力隊を3月まで務めた萩生田真千子さん(40)が、神立の観光農園「雪国アグリパーク湯沢いちご村」で、余ったイチゴ「越後姫」を冷凍し、クラウドファンディング(CF)の返礼品に活用している。作業の一部は福祉事業所に委託した。「CFを期に、春先にも湯沢に来てもらうきっかけになったらうれしい」と語る。
いちご村は例年、1月中旬から6月下旬まで温室ハウスで、越後姫1万2千株のイチゴ狩りを行っている。
冬季は多くの客が訪れるが、ゴールデンウィークを過ぎると来場客は減少。イチゴが余るようになり、5、6月は1日に数十キロを廃棄する日もあるという。
萩生田さんは現在、いちご村に勤務しており、...
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