
木崎神社で披露された小獅子舞=佐渡市小木町
佐渡の夏祭りを締めくくる小木港祭りが、佐渡市小木地区で開かれた。親子3匹の獅子による伝統の「小獅子舞」や、大獅子舞に鬼太鼓など多彩な芸能が町内を練り歩いて盛り上げた。
南佐渡商工会などでつくる実行委員会が8月30、31の両日に主催。金銀の積み出し港だった小木港で、航海安全を祈願する木崎神社の例祭として始まり、約400年の歴史がある。
木崎神社境内では、各団体が交代で芸能を奉納した。小獅子舞は、頭にそれぞれ太刀、角、鏡を付けた3匹の獅子が謡や笛に合わせ、軽やかに跳びはねた。途中ではぐれた子どもの獅子に再会し、喜び合って舞を終えると大きな拍手が送られた。
小獅子舞を手伝うために帰省した新潟市北区...
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