胎内市立中学校統合準備委員会の初会合=胎内市新和町
胎内市立中学校統合準備委員会の初会合=胎内市新和町

 市内の4中学校をおおむね10年後をめどに一つに統合し、新校舎を建てる方針を決めた胎内市で、市民らによる統合準備委員会の議論が始まった。統合の方法など3項目について検討を重ね、年度内に市教育委員会に答申を出す予定だ。

 市内には中条、乙、築地、黒川の4校がある。市は適正規模を「1学年2学級以上、1学級20人以上が望ましい」としているが、市教委の推計では中条以外の3校全てで2034年度に1学級20人を下回る見込みだ。

 統合準備委は学校関係者や保護者、公募で選ばれた市民ら25人で構成。主な論点は(1)統合後は全く新しい学校としてスタートするのか、特定の学校の沿革を引き継ぐのか(2)新校舎をどこに建て...

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