災害救助ロボットでメーターの数値の読み取りや、バルブの閉栓の作業を練習するメンバー=長岡市上富岡町
災害救助ロボットでメーターの数値の読み取りや、バルブの閉栓の作業を練習するメンバー=長岡市上富岡町

 長岡技術科学大学(長岡市上富岡町)の大学院修士課程の学生有志7人でつくるロボット開発チーム「NuTech-R」(ニューテックアール)が、10日から福島県で開かれる災害救助ロボットの性能を競う世界大会に出場する。設計や製作、制御ソフト開発を一から手がけたロボットで、長岡発の高い技術を披露し、優勝を目指す。

 大会は「ワールドロボットサミット」の一環として開く「過酷環境F-REIチャレンジ」で、「プラント災害チャレンジ」の競技に出場する。長岡技科大や東北大などのほか、インド、スイス、オーストリアの10大学の強豪チームが、3日間にわたって競う。

 がれきの除去や...

残り631文字(全文:911文字)