
佐渡市教育委員会は、佐和田学校給食センター(中原)を2025年度末で廃止する方針を明らかにした。調理釜など大型設備の更新時期を迎える中、新たな設備投資は行わず、周辺の給食センターに調理を振り分けることで財政負担を軽減する。
19日の市議会総務文教常任委員会で説明した。12月定例会に関連議案を提案する。
佐和田学校給食センターは02年に開設。現在3小学校、1中学校、1幼稚園に1日約600食を提供している。児童生徒の減少が進む中、市教委は相川、国仲、両津の各給食センター間との調整で対応できると判断した。廃止に伴う職員の減員は行わず、配置転換で対応する。
市教委は「配送距離が延びるが、これまで通り...
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