
悪徳商法の手口や対応を学んだ消費者教育講座=上越市柿崎区
就職や進学を控える高校3年生を対象に、悪徳商法の手口や対応を学んでもらう「消費者教育高校講座」が、上越市柿崎区の久比岐高校で開かれた。司法書士が講師を務め、生徒11人が被害に遭わないための対策や注意点などを熱心に聞き入った。
新社会人が悪徳商法の被害に遭うケースが多いことから、新潟県司法書士会が2001年度から県内の高校で講座を実施している。2025年度は7校程度で開く。
講座は9月10日に開かれ、柏崎市の司法書士、北村理さん、瀬下真人さん、森山真太郎さんの3人が講師を務めた。インターネットを利用した架空請求やアルバイトを装った詐欺、マルチ商法の手口をそれぞれ寸劇で分かりやすく紹介した。
県...
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