キャリア教育で、地域の若者の経験を聞いた中条高校の2年生=胎内市東本町
キャリア教育で、地域の若者の経験を聞いた中条高校の2年生=胎内市東本町

 進学などで本県を離れる前の高校生に、地元への興味を深めてもらう出前授業が、胎内市の中条高校で開かれた。Uターンして胎内市で地域活性化に取り組む若者が、地域の魅力の生かし方について語った。

 新潟日報社が県と共催し、新潟の若者と古里をつなぐ「にいがた鮭プロジェクト」の一環。カフェ営業など「食」で胎内の魅力発信に取り組む若者グループ「ベースクラフター」の小熊龍太郎さん(30)と平野伸哉さん(30)が、2年生約30人に経験を伝えた。

 活動する理由について、小熊さんは「地域が良くなれば自分たちの人生も豊かになると思っている」とし、平野さんは「実際に手や体を動かして失敗を恐れないことが大事」と力を込めた...

残り55文字(全文:355文字)