50周年の記念公演に向けて練習する「長岡青悠会」のメンバー=長岡市千秋3
50周年の記念公演に向けて練習する「長岡青悠会」のメンバー=長岡市千秋3

 長岡市の悠久太鼓を演奏する団体「長岡青悠会」が設立50周年を迎え、18日に記念公演を、長岡市幸町2の長岡市立劇場で開く。郷土芸能として親しまれるようになり、メンバーは「地域に支えられてきた。100周年を目指し、進化を続けていきたい」と意気込んでいる。

 悠久太鼓は1974年、NHK交響楽団の常任指揮者に依頼して製作された。翌75年に、青悠会の前身となる和太鼓チームが長岡で初めて誕生した。

 地域の祭りや企業の行事などに、多い年では30件程度出演している。長岡の姉妹都市である米フォートワース市やドイツのトリアー市でも公演。2004年に発生した中越地震の後は、地域を元気づけようと市内各地で演奏した。...

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