サッカーJ1アルビレックス新潟は26日、ホームで神戸と対戦し2-2で引き分けました。紙面でも試合の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します。

10月26日第35節ホーム神戸戦後

[新潟2ー2神戸]最終盤に追い付きドロー、連続未勝利は16に
「今日みたいな試合が続いていれば」「誇れるチームでいて」J2降格決定から一夜、スタンドの反応は?

監督会見のほか、DF堀米悠斗選手、FW若月大和選手、MF長谷川元希選手に話を聞きました。

◆「自分の力不足」と入江徹監督

(試合の総括をお願いします)

前半から相手のターゲットへ、ロングボールを主体とした攻撃のところで、セカンドボールを拾うところは、ちょっとうまくいっていない部分はありましたけど、なんとか耐えていました。あとは自分たちの攻撃のところで、ボールの失い方のところで、良くない失い方をしている中で、なかなか攻撃のリズムが作れなかったと思います。

その中で、終了間際に失点してしまった中で、後半はセカンドボールのところなどをもう少し意識した中でやろうと。後半開始早々に2点目を奪われてしまったんですけど、そのあとに自分たちの狙いは攻撃のところで、少しずつ選手を替えながら流れが出てきた中で、追い付くことはできましたけど、勝てなかったのは非常に残念だったと思います。

(きのう時点でJ2降格が決まった。その受け止めは)

まずはこういう結果になってしまい、非常に申し訳なかった。自分が力不足だったというのが全てかなと思います。

(力不足というのは具体的に)

今すぐ具体的に、これというものを、申し上げるのはちょっと難しいところではあります。ここまで来る中で、確実にこうだっていうのはあれですけど、チャンスで決め切れていないだとか、自分たちのボールの失い方やミスのところだとか失点など、そういう部分で(勝ち点を)失った部分もあったので、そこは修正すべきだと、してはきましたけど、なかなかそういったところが足りなかったというか。

(試合後にサポーターの前で頭を下げていたが、どのような声を聞いて、どう受け止めたのか)

そうですね。言葉はいろんな声が聞こえて正直、どういう声があったか(聞き取るのが)難しかったんですけど、本当に皆さんの気持ちの部分はすごく感じました。そういう意味ではものすごく多くの言葉をもらいましたので、そういうところは自分の中で感じた部分はあります。

(長谷川元希選手をボランチ起用したが意図と評価は)

まずは攻撃のところで、きょうは相手のプレッシャーがかなり強いものがあると思っていたので。もちろん周りを動かすとか、そこからの配球といった部分で彼からの背後へのパスの精度だとか、あとはボールを持った中で相手を揺さぶるための部分も彼ならそういう形が作れるかなというところで、(いつもより)1列下ではありますけど、そこから攻撃に出ていってほしいと彼に話をした中で、ドリブルやパスなどで上手くやってくれたのかなと思います。

(今季セットプレーからの失点の修正がなかなか難しい部分があるのかなと思うが、残り3試合でどう取り組んでいくか)

そういった部分はもちろん練習で取り組んでいますけど、もっともっと意識を持って修正していかなくてはいけないかなと感じました。今までもおろそかにしていた訳ではないですけど、相手のストロングの部分ではありましたけど、そういった部分もしっかりやっていかないといけないなという風に感じています。

ミックスゾーン

※各社一緒に話を聞いた選手もいます。

◆DF堀米悠斗「今季はサッカーへの情熱が弱いチームだった」

(J2降格の受け止めは)...

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