
憲法9条の意義を語り、憲法論が切り離されていると指摘した青井未帆教授=新潟市中央区上所2
憲法9条と平和について考える講演会が、新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザで開かれた。学習院大法科大学院の青井未帆(みほ)教授(52)が登壇し、「憲法や平和について冷笑的になるのはよくない。それは立場によらない」と強調した。
県弁護士会が2月1日に主催。市民と一緒に憲法を考える機会を設けようと、年数回ほど開いている。集団的自衛権の行使容認や、安保3文書の改定などを取り上げ、今回は憲法9条に焦点を当てた。
青井教授は「憲法9条の基本理念と今日的意義 平和主義を貫くために必要なこと」と題して講演した。青井教授は「憲法改正がなくとも、国のかたちは変わっている。安全保障はその典型例だ」と指摘した。その上...
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