「PDダンス」を楽しむワークショップ(パラカダンス提供)
「PDダンス」を楽しむワークショップ(パラカダンス提供)

 パーキンソン病患者らによるダンス活動「PDダンス」が広がりを見せている。新潟県でも23日にダンスを体験するワークショップ「PDダンスカフェin新潟」が新潟市中央区で初めて開かれる。普及に取り組む一般社団法人パラカダンス(福岡県)は「スキルは関係ない。音楽に乗って楽しく体を動かしてみて」と参加を呼び掛けている。

 パーキンソン病は脳内で神経伝達物質ドーパミンを出す細胞が減り、体のこわばりや手足の震え、動きが鈍くなるといった症状が出る難病。高齢化で患者数は増加しており、進行を抑えるにはリハビリや運動など体を動かすことも重要とされる。

 ダンスは米ニューヨークのグループの「Dance for PD」が...

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