パーキンソン病への支援強化を要望する患者団体の石井和男会長=5月29日、県議会棟
パーキンソン病への支援強化を要望する患者団体の石井和男会長=5月29日、県議会棟

 全国パーキンソン病友の会県支部の石井和男会長らは29日、支援体制の充実などを求め、県に要望書を提出した。

 パーキンソン病は手足の震えや筋肉のこわばり、動きが鈍くなるなどの症状が出る難病。50〜65歳に発症するケースが多く、高齢になるほど発病率が上がる。県によると、県内には医療費助成の受給者が約2500人いるが、実際の患者はさらに多いとみられる。

 要望書では、パーキンソン病専門のリハビリ施設の整備や...

残り142文字(全文:343文字)