マグロの「茜身」のユッケ(左)と三浦どん=神奈川県三浦市の「さかな料理 まつばら」
 マグロの「茜身」のユッケ(左)と三浦どん=神奈川県三浦市の「さかな料理 まつばら」
 三浦半島を走るオープントップバス=神奈川県三浦市
 三崎朝市でマグロを売る人も買う人も笑顔だ=神奈川県三浦市
三浦半島・三崎地区

 パックずしを食べるとき、なんとなくマグロを最後に食べる。赤く輝く身、うまみ。高級感があって、私には「キング・オブ・フィッシュ」なのだ。魚の王様を求め、関東地方のマグロの水揚げ拠点、神奈川県三浦市の三崎漁港に向かった。

 三浦半島の最南端の三崎漁港。周辺には魅力的なスポットが多数ある。京急電鉄の三浦海岸駅前の観光案内所へ。市観光協会の矢島要さんが「ここはゆったりとした時間、裏表のない漁師言葉がいい」と笑った。

 同駅近くの「さかな料理 まつばら」へ。あっさりとしたメバチマグロなどの三浦どんは新鮮で最高。「今、地域で売り出し中なのはマグロの茜身(あかねみ)です」と店主の松原和治さん。茜身とはいわゆる...

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