「スタートアップ・エコシステム拠点都市」選定を記念して開かれたセレモニー=11日、新潟市中央区
「スタートアップ・エコシステム拠点都市」選定を記念して開かれたセレモニー=11日、新潟市中央区

 内閣府の「スタートアップ・エコシステム拠点都市」に、新潟県と長野県の合同エリアが選定された。11日、新潟市中央区で記念セレモニーが開かれた。新潟駅南口のイノベーション(技術革新)拠点施設「NINNO(ニーノ)」に関係者約80人が集まり、世界に展開するスタートアップ(新興企業)育成に向けて、決意を新たにした。

 スタートアップは、新たな技術やビジネスモデルで急成長を目指す企業を指す。人口減が進む中、雇用創出や社会課題解決につながる存在として、国は「経済成長のドライバー」と位置付ける。

 成長を後押しし、グローバルに稼げる企業の創出を狙い、国は6月に国内13地域を拠点都市に選定。その一つに新潟県と長野県エリアが選ばれ...

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