
刈り取ったヨシを縄で結ぶ親子連れたち=9日、新潟市北区
水辺の生態系を学び、地域の環境保全について考えるイベント「トヨタソーシャルフェス」が9日、新潟市北区の福島潟で行われた。親子連れやボランティアら約80人が参加し、かやぶき屋根の材料となるヨシの刈り取りや、ヨシの束を組み合わせた「ヨシグルマ」作りに汗を流した。
トヨタ自動車が2012年から取り組む環境保全活動の一環。新潟日報社が主催し、新潟市が後援、水の駅「ビュー福島潟」などが協力した。
6班に分かれた参加者は、慣れない鎌の扱いに苦戦しながらも、福島潟に自生するヨシを刈り取り、次々と縄で束ねていった。その後、ヨシの束を円すい状に並べ、高さ約3・5メートルのヨシグルマ2基を完成させた。
家族5人...
残り93文字(全文:393文字)









