インタビューに答える村竹ラシッド=9月28日、山口市
インタビューに答える村竹ラシッド=9月28日、山口市
世界選手権東京大会の男子110メートル障害決勝で力走する村竹ラシッド(右)=9月16日、国立競技場
世界選手権東京大会の男子110メートル障害決勝で力走する村竹ラシッド=9月16日、国立競技場
世界選手権東京大会の男子110メートル決勝のレース後、悔しがる村竹ラシッド=9月16日、国立競技場
世界選手権東京大会の男子110メートル決勝後、手を合わせる村竹ラシッド=9月16日、国立競技場
世界選手権東京大会の男子110メートル決勝のレースに臨む村竹ラシッド=9月16日、国立競技場

 9月に東京で開かれた世界陸上。男子110メートル障害の村竹ラシッド(JAL)は昨夏のパリ五輪に続く5位だった。銅メダルまでのタイム差は0秒06まで半減したが、テレビインタビューでは「何が足りなかったんだろう」「今まで何が間違っていたんだろう」と涙が止まらなかった。

 村竹はじめ、日本が長年世界と戦うのに苦戦してきた男子トラック種目の入賞が、大会の高揚感を高めたのは間違いない。23歳の村竹は大会後、何を思い、どんな答えを導き出したのだろうか。(聞き手 共同通信・山本駿)

 ▽決勝は体の軸がぶれぶれ

 村竹は、大会後の日々をどう過ごしたのか。

 「終わって数日間は無力感が一番強かった。その後はもう終わっ...

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