インタビューに答える三浦龍司=10月7日、千葉県印西市
インタビューに答える三浦龍司=10月7日、千葉県印西市
世界選手権(世界陸上)東京大会の男子3000メートル障害決勝で力走する三浦龍司(手前中央)=9月15日、国立競技場
世界選手権(世界陸上)東京大会の男子3000メートル障害決勝で水濠を越える三浦龍司(奥右から3人目)=9月15日、国立競技場
世界選手権(世界陸上)東京大会の男子3000メートル障害決勝のレースを終えた三浦龍司=9月15日、国立競技場

 9月に東京で開かれた世界陸上。男子3000メートル障害で8位に入った三浦龍司(SUBARU)は、五輪を含めて5度目の出場となった世界大会で4度目の入賞だ。最後の1周で一時、3番手に浮上するなど、これまでで最も表彰台に近づいた戦いぶりは大きな感動を呼んだ。

 同じ2002年早生まれ23歳の110メートル障害村竹ラシッドらと並び、日本が長年世界と戦うのに苦戦してきた男子トラック種目での入賞。大会後の三浦に見えてきたのは、どんな景色なのか。(聞き手 共同通信・山本駿)

 ▽届きそうで届かず

 世界デビューは、2021年の東京五輪。7位に入った。今大会は、右足首に痛みを抱えながら表彰台まで1秒34、金メダ...

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