柔道会場に置かれたスポンサーの企業ロゴ=18日、東京武道館
 柔道会場に置かれたスポンサーの企業ロゴ=18日、東京武道館
 陸上のフィールドに設置されたスポンサーの企業ロゴ=18日、駒沢陸上競技場
 スポンサーの企業ロゴが並ぶバスケットボール会場のインタビューエリア=17日、大田区総合体育館
 スポンサーの企業ロゴが並ぶ柔道会場のインタビューエリア=18日、東京武道館
 東京都内のデフリンピックの交流拠点に設けられた、スポンサーの名を記したちょうちん=17日
 東京都内のデフリンピックの交流拠点に設けられた、スポンサーの名を記したちょうちん=17日
 デフリンピックの協賛社数

 15日に開幕した聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」は、東京五輪を巡る談合事件の影響で広告代理店に頼らないスポンサー集めを強いられた。当初は難航したが「広く、みんなで支える」とのコンセプトが共感を呼び、最終的には160もの企業・団体の協賛を得た。スポンサー収入は目標の6億円に到達する見込みだ。

 ▽多種多様

 ウエットティッシュやせんべいなど低額な物品から、会議室の利用や弁護士による法律相談などのサービスまで、スポンサーからの提供品は多種多様だ。資金での協賛も含め、最も下位の区分は「50万円(相当)未満」とし、下限をなくした。運営を担う東京都スポーツ文化事業団でマーケティングを統括...

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