新発田市と総合建設コンサルタントのトップライズ(新潟市秋葉区)は22日、新発田市山内でクマなどの野生動物を追い払うための音声が流れるドローンのテスト飛行を行った。市職員や猟友会会員ら約20人が参加し、新たなクマ対策の可能性を探った。

 ドローンを活用した野生動物の被害対策事業に取り組むトップライズが、スピーカーを搭載したドローンの飛行を新発田市に提案し実現した。トップライズによると、自治体と連携したテスト飛行は初めて。

 ドローンは縦約80センチ、横約70センチ。搭載されたスピーカーは最大音量が120デシベル程度で、犬の鳴き声や金属音などクマが嫌がるとされる30種類以上の音声を流すことができる。被写体の...

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