手入れの行き届いたクロマツに支柱を添え、庭師が枝に縄を結んでいく。青空が広がった今月12日、常緑樹が多い新潟市文化財「旧小澤家住宅」(中央区上大川前通12)の和風庭園では冬囲いの「雪つり」作業が行われた。厳しい冷え込みが近づく中、木々が冬の装いをまとい、雪への備えを整えた。

 冬囲いは縄や竹、木の板などを使い、雪の重みや冷たい風から庭木を守る大切な作業で、枝折れや寒風による乾燥を防ぐ。公園や公共施設、住宅の庭先で準備が進む光景は晩秋から初冬にかけての風物詩となっている。

 旧小澤家住宅の庭園は...

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