青空に映える妙高山をバックに、スノーモービルにけん引されて、スピードに乗ったゴムボートが雪原を駆け抜ける。「スノーラフティング」だ。林の間を縫って斜面を下り、波を打つようにこぶを越えていく。ジェットコースターさながらのスリルを味わえ、乗客から歓声が上がる。
この冬(24~25年)、新潟県の山沿いは数年ぶりの大雪となった。国内有数の積雪量を誇る妙高市のロッテアライリゾートのゲレンデは、3月中旬でも6メートルに迫る積雪があった。ラフティング用の4人乗りのゴムボートは約2キロのコースを回る。乗り込むと目線が雪面に近くなり、疾走感が高まる。手軽に楽しめ、外国人にも人気がある。
新潟県内のスキー場は...
残り773文字(全文:1072文字)











