県庁
県庁

 県企業局は27日、2022年8月の県北豪雨で被災し、発電を停止していた村上市の県営猿田発電所1、2号機のうち、1号機の運転を26日に再開したと発表した。運転再開により25年度は約1億7千万円(税別)の売電収入を見込む。被害が大きかった2号機は今後本格的な復旧工事を進め、27年度以降の発電再開を目指している。

 1、2号機は県北豪雨で電気設備などに浸水被害が出た。当時2号機は分解点検作業中だったため被害が大きく、企業局は被害が少なかった1号機から優先的に復旧工事を進めていた。

 県企業局によると、1号機が運転再開すると、両機稼働時の8割程度の発電が可能となる見込み。県企業局施設課は「2号機もなるべ...

残り15文字(全文:315文字)