
サッカーW杯北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会でFIFAが新設した「平和賞」を受賞し、あいさつするトランプ米大統領。右はインファンティノ会長=5日、米ワシントン(共同)
サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)の組み合わせが5日に決まった。4年に1度、世界を熱狂させるイベントは出場枠が32から48へ拡大。会場は米国、カナダ、メキシコにまたがる3カ国共催となり、新時代を迎える。来年6月開幕へのカウントダウンの高揚感とは裏腹に、トランプ米大統領の強硬姿勢に対する不安も広がる。
▽蜜月アピール
朝から雪が舞った米ワシントン。出場チームの命運を左右する抽選を前に、異様ともいえるセレモニーが行われた。
国際サッカー連盟(FIFA)が新設した「平和賞」。これをトランプ氏が受賞し「人生における大きな名誉の一つ」と満足げにスピーチした。FIFAのインファンティノ会長はパレ...
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