縄文時代の死者の弔い方をテーマにしたシンポジウム=新潟市秋葉区金津
縄文時代の死者の弔い方をテーマにしたシンポジウム=新潟市秋葉区金津

 縄文時代の死者の弔い方をテーマにしたシンポジウムが、新潟市秋葉区金津の県埋蔵文化財センターで開かれた。上野(かみの)遺跡(村上市)から出土した焼けた人骨について、解明を進めている研究者らが解説した。

 上野遺跡は縄文後期前葉(約4千年前)の大規模な集落跡とみられる。朝日温海道路の建設に伴い、2017年度から県埋蔵文化財調査事業団が発掘調査を進めてきた。複数個体の焼人骨が密集した遺構が2基出土し、白色化した人骨には高温の熱を長時間受けた痕跡があった。

 8日のシンポジウムでは、縄文時代は死者の体を折り曲げて埋める「屈葬」が一般的な弔い方だったが、焼人骨の出土は他の埋葬方法があった可能性を示すと報告...

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