復興を願って創作した、自身の作品について語る中村元風さん=18日、新潟市中央区八千代1
復興を願って創作した、自身の作品について語る中村元風さん=18日、新潟市中央区八千代1

 能登半島地震で被災した石川県加賀市在住の現代美術家、中村元風(がんぷう)さん(70)の個展が18日、新潟市中央区の新潟伊勢丹で始まった。故郷復興に懸ける思いを、きらびやかな素材で表現した作品を紹介している。

 中村さんは石川県志賀町出身。鉱物や金属を組み合わせて化学反応を起こすなどの手法で、平面や立体など多彩な作品を手掛ける。

 地震では加賀市のアトリエが被災し、制作中の作品数十点が破損。志賀町の親族には、家を失った人たちもいた。「作品で復興を後押ししよう」と自らを奮い立たせ、制作を続けた。

 会場には約100点を展示。黄金のピラミッドや富士山をかたどった作品は、地上から天へと向かう姿に、災害とい...

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