
パナソニックHDの小川理子執行役員
今年4月に開幕し、2500万人超が来場した大阪・関西万博が10月、幕を閉じた。「いのち」をテーマにさまざまな最新技術が披露された184日間。158カ国・地域が一堂に会し、多様性の意義を問いかけた祭典は、未来に何を残したのか。関西経済連合会の松本正義会長と、パナソニックホールディングス執行役員でパビリオン館長を務めた小川理子さんに聞いた。(共同通信=広根結樹、松田大樹)
▽跡地に博物館―関西経済連合会の松本正義会長
関西経済連合会会長に2017年に就任し、18年に大阪・関西万博の開催が決まった。大阪府市や日本国際博覧会協会(万博協会)と連携し、経済界として、やれることは全てやり責任を果たした。...
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