
辻口博啓さん
しょうゆやワインを使ったチョコレート、栗や塩が入った焼き菓子。どれも、能登半島地震で被災した生産者たちが手がけた原料や食材だ。パティシエとして何ができるか考えた時、被災地で生み出されたものをできるだけ使い、おいしいお菓子を作っていきたいと思った。能登の魅力を食から発信していきたい。
石川県七尾市の和菓子屋の3代目として生まれ、18歳まで古里で過ごした。このような大地震が来るとは想像もつかなかった。一瞬にして能登そのものが変わってしまい、あぜんとした。非常につらい。
インスタグラムで寄付を呼びかけたところ、多くのシェフが協力してくれ、自分たちの店に募金箱を置いてくれた。約3千万円集まり、石川県...
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