
再審開始が決まり、喜ぶ阪原弘さんの長男弘次さん=25日午後、国会
42年前に発生した「日野町事件」で、受刑者のまま亡くなった阪原弘さんに再審の扉が開いた。最初に再審開始決定が出されてから7年半。検察による不服申し立てが救済を阻み、長期化を招いたことが改めて鮮明になった。法務省での再審法制改正の議論は検察の抗告禁止規定を設けない方向で決着したが、今回の最高裁決定により論戦が再燃することになりそうだ。
▽成功体験
「意味のない抗告はやめてほしい。そうすれば苦しんでいる方々が一日でも早く救われる」。25日、国会内で再審法制に関する集会に参加していた阪原さんの長男弘次さん(64)は、最高裁の決定を喜びつつ検察のこれまでの対応を批判した。
2023年2月の大阪高裁決...
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