韓国・長興の自宅近くを歩くアナリ・エチョンさん(左)と長女、高永仁さん=2025年11月(共同)
 韓国・長興の自宅近くを歩くアナリ・エチョンさん(左)と長女、高永仁さん=2025年11月(共同)
 2025年2月に韓国南西部・羅州の工場でフォークリフトに縛り付けられたスリランカ人労働者。同年夏に報じられた(全南移住労働者ネットワーク提供、共同)
 母親の母語を家庭で使うよう指導する「家族センター」の講師、李越梅さん(左奥)=2025年11月、ソウル(共同)

 タイ国籍などのメンバーがいる女性グループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」、中国や米国のメンバーがいる男性グループ「SEVENTEEN(セブンティーン)」など、K―POPアイドルの多国籍化が顕著だ。だが、これは韓国の芸能界だけの出来事ではない。韓国社会は実際に多国籍・多民族化が進む。韓国の2025年の学校調査によると、外国にルーツを持つ子どもは全国の小学校生徒の5%に上る。

 1990年代以降、韓国では結婚で移住してくる中国や東南アジアの女性が増え、政府が外国人との共生を探るきっかけとなった。現在は結婚移住者の子どもが成人する時期に。国際結婚の家族は子どもを含めて「多文化家族」と呼ばれる...

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