コロンビア・ククタの売春バーの個室で取材に応じるダニエラ(仮名)=1月22日(共同)
コロンビア・ククタの売春バーの個室で取材に応じるダニエラ(仮名)=1月22日(共同)
地図
コロンビア・ククタで、取材に応じるダニエラ=1月22日(共同)
ベネズエラとコロンビアの国境の橋を行き来する人たち=1月15日、コロンビア北部ノルテ・デサンタンデル県(共同)
ベネズエラのマドゥロ大統領(中央)、ロドリゲス現暫定大統領(左)ら=2018年5月、カラカス(AP=共同)

 ベッドとイスだけが置かれた殺風景な部屋で、20代のベネズエラ人、ダニエラ=仮名=が語った。「客とこの部屋に来るのは嫌。セックスも嫌い。屈辱的だ」。ここは南米コロンビア北部の街、ククタにある売春バーの個室。ダニエラはここで、多い時には1日で10人近くの男性を相手にしている。その理由は、先天性心疾患を抱える長女や高齢の母親の生活を支えるためだ。

 ベネズエラは長年の経済危機で多くの国民が困窮。1月にはアメリカが軍事攻撃をし、マドゥロ大統領が連行された。ダニエラは大学院生で、祖国では幼稚園教諭でもある。そんな彼女が隣国で体を売る一因は、祖国の政治にあった。だが政権トップが国を去っても、翻弄され続けて...

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