
イスラエル軍の命令で解体の危機に直面するアイダ難民キャンプのサッカー場。分離壁とフェンスでイスラエル側(奥)と隔てられている=2025年11月、ヨルダン川西岸パレスチナ自治区ベツレヘム近郊(アイダユースセンター提供・共同)
ヨルダン川西岸パレスチナ自治区ベツレヘム近郊のアイダ難民キャンプでサッカー場が解体の危機に直面している。イスラエルによる制限下、子どもらがサッカー選手への夢を胸に、思い切り走り回れる貴重な屋外施設だが、イスラエル軍は突如取り壊しを命じ、従わなければ強制撤去すると警告。「子どもの夢や希望まで奪わないで」。住民は悲痛な声を上げる。
分離壁とフェンスでイスラエル側と隔てられたサッカー場を2025年12月31日に訪れると、練習に打ち込む子どもらの姿があった。「パレスチナの代表選手になり、パレスチナ人の苦境を世界に伝えるのが夢」。2年前にサッカーを始めたラマさん(13)が笑顔で話した。
サッカー場はス...
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