法の網をかけ、対策を講じても教員から子どもへの性暴力が収まらない。2024年度にわいせつ行為や盗撮などで懲戒処分や訓告を受けた公立小中高校の教員は281人に上り、高止まりが続く。その半数は教え子が対象だった。表面化しないケースも多く、処分者は「氷山の一角」だ。
学校でのわいせつ行為は「スクールセクハラ」と呼ばれ、特に教員から教え子への性暴力は病根が深い。被害者は相談しづらいが、やっと大人に言えても教員が否定し、不十分な調査で放置されることはよくある。転勤後に再度、加害行為が発覚して初めて処分されるパターンも目につく。
文部科学省によると、281人のうち280人は処分歴がなかった。だが、うわさ...
残り903文字(全文:1203文字)











