日本年金機構本部=2025年4月、東京都杉並区
 日本年金機構本部=2025年4月、東京都杉並区
 日本年金機構の障害年金センター=2025年4月、東京都新宿区
 イメージ図
 審査する医師のイメージ
 障害年金について医師の判定結果を記す「認定調書」の記載例(厚労省の資料より)。日本年金機構が一部のケースでひそかに破棄していたことが分かった
 社会保険労務士の安部敬太さん=2025年10月
 厚生労働省

 国の公的年金には、障害のある人が受け取れる「障害年金」という制度がある。障害の重さなどを日本年金機構が審査して、「条件を満たしている」と判定されれば支給される。

 障害の重さを判定するのは、年金機構から委託を受けた医師。ところが、機構職員が一部のケースで医師の判定をひそかに破棄し、別の医師に頼んで審査をやり直していたことが分かった。担当部署で長年、行われていたとみられる。年金機構は「医師が医学的に判定している」と説明していたのに、職員が医師の判定を否定していたことになる。なぜそんなことが起きていたのか。(共同通信=市川亨)

 ▽全国から東京に書類が集められる

 きっかけは、年金機構の「障害年金セン...

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