
纐纈一起・東京大名誉教授
中部電力浜岡原発3、4号機(静岡県)の原子力規制委員会による審査で、耐震設計の目安となる「基準地震動」を意図的に過小評価したと中部電が発表して規制委に報告し、大きな問題となっています。
地震動とは地震による揺れのことですが、本当に過小評価したのか、どうやって行ったのかについての具体的な説明がなく、規制委の調査に期待するしかありません。
一方、規制委の山中伸介委員長は記者会見などで、こうした不正を科学的に見つけることは困難だと繰り返し強調しています。これを見つけるために、審査の過程で規制委も基準地震動の作成を行うべきです。
原発が再稼働するためには、2013年に規制委が決めた基準に合っていると...
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