
インタビューに答える三牧聖子・同志社大大学院教授
南米ベネズエラへ侵攻し、マドゥロ大統領を排除したトランプ米大統領。「私に国際法は必要ない」と述べ、66の国際機関脱退も指示した。就任から20日で1年。「米国第一」が戦後の国際規範をなぎ倒す。激変する米国と日本の課題を、同志社大大学院教授の三牧聖子さんに聞いた。(聞き手は共同通信編集委員・川北省吾)
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―アメリカは理念を喪失したのか。
「米国は『例外主義』に突き動かされてきた。『特別の責務』を自任する一種の選民意識だ。自らを隔離した孤立主義の時代も、世界をリードした国際主義の時代も連綿と流れていた」
「2001年9月11日の米中枢同時テロ後、その理念が暴走した。『テロとの戦...
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