
イランの首都テヘランで行われた政府側の集会を見る警察官=12日(WANA提供、ロイター=共同)
市民数千人が犠牲になったとされるイランの反政府デモで重傷を負った男性が16日までに共同通信の取材に応じ、デモ隊が銃撃された凄惨な場面を証言した。厳しい情報統制を敷かれるイランで、デモ参加者が弾圧の実態を具体的に証言するのは異例。男性は痛みで体を思うように動かせず、横になったまま取材に応じた。「危険は承知だが、自由を得るために戦う。再び立ち上がる時が来る」と力を込めた。
「ダッダッダッ」。治安部隊が闇夜の中、デモ参加者に向け自動小銃を水平方向に連射すると、近くの4人が倒れ動かなくなった。
男性は首都テヘランに家族と暮らすモハンマドさん(42)=仮名。8日午後10時半ごろ、テヘラン北部の住宅街で...
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